ソーセージの作り方:エゾ鹿とポルチーニ茸のフライシュケーゼ(ミートローフ)

天高く馬肥ゆる秋、今回のソーセージの作り方は、そんな時期にピッタリの作品です。

エゾ鹿は根室の(有)ユックから手に入れました。 ポルチーニ茸はコストコで購入した乾燥品で間に合わせました。

それでは、材料のうち肉の量は適当ですが、エマルジョンにする部分(70%)と5mmで挽いた挽肉の部分(30%)にわけて説明します。

鹿肉を処理

(エマルジョン部分の材料)

エゾ鹿肉(スネ肉)20% 200g
豚肉(赤身)20% 200g
豚背脂 20% 200g
雪氷  10% 100g(※後日使用)

(5mm挽肉の部分の材料)

エゾ鹿肉(スネ肉)12% 120g
豚肉(赤身)18% 180g

これらを分けて冷蔵しておきます。

香辛料を混ぜる

(上記の塩、香辛料等) ※原料1kgとした場合


塩 16g
白胡椒 2.5g
ナツメッグ 0.5g
コリアンダー 0.5g
パプリカ(甘) 0.5g
生姜 0.3g
カルダモン 0.5g
玉ねぎ(粉) 9g
砂糖 5.5g

※私はさらに亜硝酸塩及びポリリン酸塩を加えておりますが、ご自分の考えでご判断下さい。

この塩、香辛料等を完全に混ぜ、エマルジョン部分(70%)と5mm挽肉の部分(30%)に分けて混ぜ、一晩冷蔵しておきます。

さて、いよいよ上記の肉を挽く段階に入りますが、用意するものがまだあります。

ポルチーニを刻む玉ねぎとポルチーニ

ポルチーニ茸を水で戻し、細かくしたもの(18g)と生玉ねぎを細かくしたもの(20g)右のように用意しておきます。

また、雪氷(細かくした氷)も100g用意し冷蔵庫に置いておきます。

それでは肉を挽きます。


挽き肉を作る 冷蔵庫から漬け込んだ肉を出し、エマルジョンの方から先に5mmで、続いて5mmの肉挽き分も挽き、区別して置きます。

エマルジョン部分の原料は、エマルジョンに仕上げるためフードプロセッサーにかけます。
しかしながら肉温の上昇(10℃以内で)を避けるため、手早く強力に原料を挽く必要があります。

当家のフードプロセッサーでは能力が不足しており、2回に分けて(1回で処理する量より少量を)処理をする必要があり、雪氷も同様に半量づつ加えることとしました。

エマルジョンにした原料と5mm挽肉した原料と、それにポルチーニ茸と生玉ねぎを加え完全に混ぜる。


挽き肉をケーゼ型に入れる

ケースの内側全面に食用油 ケースに上記ミックスを入れますが原料を畳み込むように入れ、4角が欠けないようにする。 水分で上部をならし、切込みを入れておく。

予め150℃に余熱したオーブンで1時間(1kgの場合)ほど加熱する。

ミートローフをオーブンで焼くフライッシュケーゼ焼き上がり

出来上がったケーゼを熱いうちに抜き冷やしておき、スライスしてどうぞ!!

ミートローフできあがりフライッシュケーゼできあがり

ガーデンクックではこんなソーセージも自作でと奨めております。

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