ガーデンクックでカラーケーシング ゲルブブルスト15％OFFセールをはじめましたので、ゲルブブルストのレシピをご紹介します。

ゲルブブルストとは、一言で言うと無添加のリヨナーソーセージのこと。（詳しくはガーデンクックHP「世界のソーセージ辞典」をご覧ください！）
当ブログでは基本的に味や見た目、保存性、衛生面の観点からソーセージ・ハム作りには塩漬剤の使用を推奨していますが、仕上がりには少々目をつぶっても添加物は入れたくないという方もいらっしゃるかと思いますので、無添加派の方はぜひゲルブブルストに挑戦してみてください！

見た目はやっぱりグレーっぽくなっていま一つですが、味はなかなかのものができました。

ゲルブヴルストの作り方

【作り方】

1. 食塩・スパイス類・ブイヨンをあらかじめ計量し、挽く必要のあるスパイスは挽いておく。


2. 牛肉・豚肉を2cm角くらいに切る。（あとで挽くのでアバウトでOK）
   


3. 2の肉に食塩・スパイス類・ブイヨンを加え均等になるようよく混ぜる。


4. ミートグラインダーで肉を挽く前にフリーザーでパーシャルフリーズ（半冷凍）しておくと、加工中に肉温を低温に保つことができます。


5. 4の肉をミートグラインダーで5mm程度に挽く。この際400g～500gぐらいずつ小分けにしもう一度パーシャルフリーズしておくと肉温の低下を防ぎ後のフードプロセッサー使用時にも作業しやすくなります。
   
   
   
6. 5の肉を400g～500gづつ雪氷を加えながらフードプロセッサーにかけ、練り具合と肉温に注意しながらエマルジョン状にする。（だいたい8℃くらいでエマルジョン状になります）雪氷は回数分均等に分けておく。
   
   
7. ケーシングの片方の端をホグリングで締めて、充填作業の30～40分前にぬるま湯につけておく。この際ループ状にしたタコ糸を一緒に締めこんでおくと吊り下げ時に便利です。
   
   
   
8. 練りあがったソーセージの原料をソーセージスタッファーのシリンダーの中に空気溜まりができないように入れ、ケーシングにソーセージの原料を充填する。
   
   


9. 充填し終わったら、ケーシングの開いているほうの端をねじり、ホグリングでしっかりと締める。
   ※ホグリングの詳しい使い方については「ホグリング、ケーシングクリップ等を使って」をご覧ください。
   
   
   
10. 75℃くらいの湯でソーセージを1時間ほど茹でたあと、流水に放つ。
    ※太さの違うケーシングを使う場合、ゆで時間の目安は「手作りソーセージの加熱時間」をご覧ください。
    



11. ゆであがったら流水で表面を洗い、しばらく吊るして冷ます。ある程度冷めたらそのまま冷蔵庫で冷やす。
    
    
    
12. よく冷えたらスライスしてできあがり！
    

塩漬剤が入ってないので少々水分が出て縮んでしまいましたが、おいしくいただけました！
無添加のソーセージはボツリヌス菌が繁殖しやすくなります。作業中の温度管理にはじゅうぶんに気をつけて、早めに全部食べきってしまってくださいね。

今回はリニューアル版のソーセージスタッファーを初めて使ってみましたが、本体やハンドル周りの安定性が上がって、使いやすくなったと感じました。
部品交換のしかたを確認するため分解もしてみましたが、旧バージョンのソーセージスタッファーに比べ、ネジが扱いやすくなり分解もしやすいです。
前の方が良かったと思う点はギアにグリースを塗るとき面倒なことぐらいですね。（旧版はギアが外に出ていたのですぐに塗れましたが、新版はフレーム上部を取り外す必要があります）

何度も発売が延び、商品が世に出るまで製造元もかなり難儀していたようでで心配していたのですが、時間をかけて調整しただけありとても良い商品に仕上がっています！

ある程度の量を作られる方は、ソーセージスタッファーを使うと作業が格段にラクになり、結果手早く作業できることで肉の温度が低温に安定し出来栄えも格段に良くなります。
簡易的な道具からステップアップしたい方、ぜひご検討ください！